「初案件ってどうやって取ればいいの?」という声をよく聞きます。
今回はその質問にお答えしようと思ったのですが、書き進めるうちに自分のWeb人生を振り返る内容になってしまいました!笑
少しずつステージを上げながら「初案件」を何度も経験してきた話として、参考にしていただけると嬉しいです。
会社員時代はエクセルに夢中
会社員時代から、エクセルを使った業務効率化が好きでした。
新卒で配属された部署は毎日100品目くらいの輸出入を扱うような職場。それを手作業のエクセルで指示する手順だったので、もちろんミスも多い、そんな部署でした。
どうにか効率化できないかと考え、エクセルの関数やマクロを独学で勉強してきました!それを活用して、作業時間を減らしながらミスも同時に無くしていくのが楽しかった会社員時代でした。
インドに駐在するも、すぐにコロナで帰国
そんな中、夫の海外転勤が決まり、インドへ駐在することになりました。
ところが時期が悪く、2020年1月、ちょうどコロナが世界中に広がり始めたタイミングでした。結局数か月の滞在ですぐに日本へ帰国することになってしまいました、、、
帰国後、会社員に戻ることはなかなか考えられず、まずは自分でできる仕事を探そうとクラウドソーシングを始めました。

時給400円からのスタート
エクセルの仕事をしたいという気持ちはありましたが、エクセルを扱える人は世の中に数えきれないほどいます。実績のない状態では応募しても採用には至りません。
そこでまず、実績を作ることだけを目的に、人気の低い仕事を探すことにしました。
最初に受けたのは、手書きのPDFをエクセルに入力するという作業です。時給に換算するとおそらく400円程度。それでも「実績への投資」と割り切って、やり切りました。
同じ気持ちでECサイトの事務作業も2件こなし、合計3件の実績を作ることができました。コミュニケーションや人柄に関する評価をいただけたことも、じわじわと自信につながりました。
エクセルの初案件獲得
3件の実績をもとに、いよいよエクセルの仕事へ応募。無事に採用していただけました。これがエクセルでの初案件です。
内容は、大量のスプレッドシートから必要なデータを整える仕事。バラバラに入力された住所を関数でひとつにまとめたり、都道府県ごとに整理したりと、得意なことを活かせる仕事でした。

web関連の仕事への転向
その会社ではエクセルだけではなく他にも補助金申請や採用など雑務など、いろんな仕事をさせていただきました。
その中で、エクセルは誰にでもできるのでもっと専門性の高いスキルを身につけたい。そう思い、当時お仕事をいただいていた会社に相談したところ、「Webディレクションをやってみませんか?」とお声がけいただきました。
これがWebに関わり始めた初案件です。
出産と、Webコーダーへの転換
Webの仕事を半年ほど続けたところで、第一子を出産。それを機に、その会社でのお仕事は一区切りとなりました。
育児が落ち着いてきたころ、再び仕事を探し始めていたタイミングで、ディレクション時代にご縁のあった方からLP制作のご依頼をいただきました。ありがたくお受けしたものの、デザインの作業が楽しくなく、自分には向いていないと感じてしまいました。
そこで、デザインは得意な方にお任せして、自分はコーディングに専念しようと決めました。
デザインの仕事が活発そうなデザイナーさんへ、インスタグラムからご連絡を取らせていただき、あるチームのコーディングディレクションのお仕事をいただくことができました。これがチームのコーダーとしての初仕事です。
駆け出しとは思えないレベルの現場で急成長
そのチームでは、複数のコーダーさんへの案件説明や修正確認を担当しながら、対応が難しい部分は自分で手を動かして構築していました。
駆け出しのころからレベルの高いサイトをいくつも担当させていただいたおかげで、技術面でも大きく成長できた時期でした。
1年半ほど携わったのち、第二子の出産を機に後任に引き継ぎ、区切りをつけました。
個人のコーダーとしての初案件
出産後、チームでの仕事と並行して個人としても活動したいと思い始めました。
インスタグラムでつながっていたデザイナーさんたちに「コーディングの需要があればお声がけください」とお伝えしていたところ、少しずつ個別にご依頼をいただけるようになりました。これが個人コーダーとしてのスタートです。
「初案件」は一度じゃなかった
振り返ってみると、「初案件」と一言で言っても、自分の場合は何度もありました。
- クラウドソーシングでの最初の仕事
- エクセルの初案件
- Webディレクションの初案件
- コーダーとしての初案件
- 個人コーダーとしての初案件
毎回、少しずつレベルアップしながら新しいステージで「初めて」を経験してきました。
共通していたのは、新しいことへの好奇心と、仕事がありそうな場所に自分から働きかける行動力だったと思います。実績がなくても、スキルが未熟でも、動いたことで次のステージへの扉が開いてきました!
そして今はコーダーとしてだけではなく、起業家さんから直接ホームページ制作を依頼いただき、ディレクションの領域にも挑戦をしています。
初案件の取り方をお伝えするつもりが、気づけば自分のWeb人生を語る内容になってしまいましたが、少しでも参考になれば幸いです。

